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レーシングスピリット溢れる「タグ・ホイヤー フォーミュラ1」にパステルカラーの新色5モデルが登場

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 スイスの高級時計ブランド【タグ・ホイヤー(TAG HEUER)】が、モータースポーツの熱狂と現代的な感性を融合させたパステルコレクション「タグ・ホイヤー フォーミュラ1 ソーラーグラフ」を発表した。文字盤カラーや素材が異なる全5モデルが展開され、価格は28万6000円から40万7000円(税込)となっている。 1986年の誕生以来、「タグ・ホイヤー フォーミュラ1」はレーシングカルチャーと密接に結びつき、個性を重んじる挑戦者たちの象徴であり続けてきた。その歩みは時代の潮流やテクノロジーの変遷を鋭く映し出しており、2025年にソーラーグラフムーブメントを初搭載したモデルの登場は大きな話題を集めた。今回、その歴史に新たな1ページを刻むパステルシリーズ「タグ・ホイヤー フォーミュラ1 ソーラーグラフ」が誕生した。 本コレクションはケース素材の構成により2つのグループに分けられる。まず、「THポリライト」を採用したモデルは、ベージュ、パステルブルー、パステルピンクの3種類の文字盤カラーが用意され、それぞれ同色のラバーブレスレットをセッティング。「THポリライト」は優れた耐衝撃性と耐傷性を備えており、快適な装着感と美しい外観を維持できる点も魅力となる。一方、ステンレススチール製モデルはサンドブラスト仕上げを施したケースと3連ブレスレットを採用。パステルグリーンとラベンダーブルーの文字盤にはダイアモンドインデックスを配し、スポーティな造形の中に高級機にふさわしい繊細な煌めきを演出する。よりエレガントなスタイルを求めるなら、こちらのモデルをチョイスしたいところだ。 文字盤のカラーリングに関しては、各色に明確なコンセプトがある。ベージュモデルは陽光に照らされた表面を思わせる温かみのある佇まいを、パステルピンクは生命力とエネルギッシュな個性を、そしてパステルブルーモデルは広がる地平線のような清涼感と透明感をそれぞれ体現。また、パステルグリーンは現代的な輝きを、ラベンダーブルーはパステルピンクのアクセントを効かせることで、より洗練された表情を作り上げている。 全モデルで38mmのケースサイズと100m防水は共通しており、時計の心臓部には自然光や人工光をエネルギーへ変換する高効率なソーラーグラフムーブメント「キャリバー TH50-00」を搭載する。この革新的なムーブメントは、直...

GMTの次はクロノグラフで“プライベート・ラグジュアリー”を表現した「トンダ PF クロノグラフ ミステリューズ」【WATCHES & WONDERS GENEVE 2026新作】

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本稿では、高級機械式時計のミニマリズムの先駆者となったパルミジャーニ・フルリエの話題作を、WATCHNAVIの視点でチェックする。 パルミジャーニ・フルリエが2021年に発表したヒット作「トンダ PF」コレクションは、バーリーコーンギヨシェを施した文字盤に、控えめなサイズのアプライドインデックスを持つ。これらが、ブランドのアイデンティティであるデルタ針と新たなシンボルとなるPFロゴ、ブレス一体型のケースフォルムなどの特徴的なデザインと融合。結果、ミニマルでありながらひと目でそれとわかる強い個性を両立させている。このモデルはすぐに発展型が登場するのだが、その方向性がまた「トンダ PF」のキャラクターをより強固なものにしたのだった。 パルミジャーニ・フルリエが目指した「トンダ PF」は、チャイニーズカレンダーのような特別モデルでない限り、通常使用時に2針、ないしは3針フェイスへの強いこだわりだった。そうして開発されたのが、「ラトラパンテ」のメカニズムを応用したコンプリケーション。2つの分針を持つ「トンダ PF ミニッツ ラトラパンテ」や、その逆に2つの時針を持つ「トンダ PF GMT ラトラパンテ」はいずれも、それが必要なときだけ出現させるギミックにより世界を驚かせたモデルである。そして迎えた2026年にメゾンが披露したのは、すでにコレクションにある人気機構「クロノグラフ」の3針化だった。 「トンダ PF クロノグラフ ミステリューズ」の名が与えられた最新作は、通常は3針ウオッチとして機能する。だが、7時30分の位置にあるプッシャーを押すと瞬時にロジウムメッキされたシルバートーンの時・分・秒の3つの針が12時位置に帰零し、クロノグラフ計測をスタート。この間、現在時刻は下層に隠れていたローズゴールドの時・分針によって示され続けるので、オーナーが時間を見失うことはない。なお、このモデルはシングルプッシュ式になっており、2プッシュ目で計測がストップ。3プッシュ目でリセットとなる。このリセット時の動きがとてもユニークで、本来のクロノグラフのように12時位置に戻るのではなく、積算秒針はストップ時の位置から運針を継続。シルバートーンのクロノグラフ時・分針は、再びゴールドトーンの針を覆う位置へと戻るのである。 この極めてユニークな発想を実現するのは、ひとつの垂直クラッチとふたつの水平...